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山本 耕一郎さん

【様々な活動をされていますが、何を基準に活動されているのですか】 

僕自身が楽しいかどうかですね。僕自身が面白いと思えるかどうか。面白くないことは・・・やりたくないじゃん?苦しいだけじゃん。オレ、サラリーマンじゃねーしって。笑 楽しいかどうかですね。 

 

W プロジェクトやっていて苦しいことってないいんですか?

 

いや、色んなプロジェクトは結局のところ楽しいんだけど、その途中途中で苦しいことはたくさん出てきて。それは乗り超えつつみんなと力を合わせてゴールへと向かっていく。で、最後達成して「よかったね」「楽しかったね」「やってよかったね」っていう飲み会が出来る。っていうことですよね。

 

楽しい事ばかりで全部が終わることはないから。ただ、「やるぞ!」って思ってここに目標が有ったら、そこに向かうイメージは僕の中でバーっとできるわけね。これが「絶対楽しいことなんだ!」って思えるわけよ。これやったら絶対楽しいぜって。だからやれるの。苦しいことも乗り越えてここに行くんだ!っていう。それだけですね。楽しいゴールが見えているから乗り越えられるところもある。 

 

W 人付き合いが好きなんでしょうか? 

 

山 そんなに好きでもないんですけどね笑 

 

一同 笑 

 

山 めんどくさいじゃん。他人って。 

 

W あっ、すみません 来ちゃってなんか 

 

一同 爆笑 

 

山 ホントだよねえ~。笑  ボイスレコーダー止めちゃおうかな。笑 

 

一同 爆笑 

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名古屋市出身

筑波大学芸術専門群を卒業後4年半コップなどのデザイナーを経て、イギリスに留学。Royal College of Artを卒業。

 

2012年から八戸市南郷区島守の民家を改装し、まちぐみの組長(※1)などコミュニティアーティストとして活躍中。

 

山本耕一郎HP  http://kyworks.net/index.html

【最後に学生に一言お願いします】

僕はね、4年半サラリーマンをしていたんですよ。なんだろう、行ってみたらわかることばかりだと思うんだよね、就職。なんでもさ、やってみて初めてわかるとか、行ってみて初めて分かるとか、だから行ってみたらいいのにって思うんだ、本当に。出会ったところって縁だからさ、何千社ってあって、1個、2個が出てくるわけでしょ? 受け入れてくれるんであれば行ってみたら、そこで№1になればいいじゃんって思うんですよ。給料安いとか文句言わずに。 

 

僕はデザイナーやっていたんですよ、こういう食器とかの(指で食器をはじきながら)、「ここのデザイナーとして№1になるんだ」、っていう思いでリーマン時代はいたんですよ。だから苦しいこともなかったし、そういう目標があればなんでも、うまくやれるっていうか、気にならないですよね。 人の評価とか人に何言われようとか。僕はここに辿り着くためにやってんだーていうさ、もちろん協調性も持ちつつよ? 

だからもう、№1になったらそこにもう目標はないんだから、やめればいい。そこに行く前にやめる若者が多いわけよ。たぶん。2、3か月でやめたーとかよく聞くけど。 こんな小さい会社で№1になれなかったら俺は才能がないって思ってたから。そういう目標をもってやる。

 

あとさ、人に言われて「こうしたほうがいいよ」「じゃあやってみる」だと後悔するんじゃないかなって僕は思いますね。 あのね、自信を持てばいいと思うんだ自分に、根拠なくても根拠ない自信がすごい軸になってくれて、僕も若いころから「№1になるんだ、なれるんだ」みたいなことずっと思ってる。根拠はないんだよ? でも、やってるとちょっとずつ根拠がついてくるのよ、で本物の自信になっていく。 だってじゃないとずーっと自信ない人間で終わっちゃうような気がする。勝手に思ってればいいんだよ。と、自由に生きてます。

W  これからやりたいことってあるんですか?

 

これから…バーもやってるけど、図書館も作りたいって思って。 この村には空き家がたくさんあるので空き家にちょっと手を入れるような事業を始めたり…ていうのはやっぱ子供が少なく、人口も少なくなってきている。こんないいところなにに、みんな住みたがらないのはなんでかなって思ってるのね。僕は車があれば、不便じゃないし、ネットで何でも買えるし。

 

うちで静かに、たとえば、文章を書く仕事の人とか、毎日会社に行かない人は別として、家で仕事をしてる人とか、絵描きさんとか、何でもいいと思うんだけど、そういう人は、こういう村に住むっていう選択肢もあっていいと思う。なので、この村に人を増やしたいという思いが、住む人も増やしたいし、来る人も増やしたい。蛍も見えるしね。水がきれいってことですよね。地盤もしっかりしていて、揺れも少ないんですよね、ほかの地域よりは。すごく、知れば知るほどいいんですよ。 まず、知ってほしいし、知ってもらって興味を持った人に、こんな家ありますよ、こんな空き家ありますよって紹介するために空き家をちょっとずつ整備していきたいっていうのはある。

 

 あとはほかの地域でもやっちゃいたいですけどね。笑 色んな「えーーーーーーーーーーー」みたいなこと、「非常識!でもすごく楽しいよね!」みたいなことをやりたいです。

 

 W  活動のゴールはあるんですか?

 

ゴールはないんじゃないですか、死ぬまで。10年後の自分とか想像できないし、このままやり続けるしかないですよね。それでどうなっているのかっていうのは周りが判断することで。とりあえず食いっぱぐれがないだけの収入があればやっていけるし。

Writter

クマガイ コウキ

青森県立保健大4年

函館で青森のりんごを

物々交換してきちゃいました。

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